18クラブが増収し、営業損失クラブは4から5に増えた — 2026-27シーズンのJ1に所属する20クラブの決算を2年分並べた
J1のクラブは、1年でいくら稼いで、何に使っているのか。そして、前の年から何が変わったのか。
リーグが公表した「2024年度 クラブ決算一覧」[2]と「2025年度 クラブ決算一覧」[1]から、2026-27シーズンのJ1に所属する20クラブ分を抜き出し、売上高・スポンサー収入・入場料収入・トップチーム人件費・営業利益の5指標と決算期間を、2年度ぶん1枚の表に並べた。
営業損失を計上したクラブは、2024年度が4クラブ、2025年度が5クラブ。いずれも各年度の20クラブ中の件数である。
一方で、決算期間の長さが2年度で揃い前年と比べられる19クラブでは、18クラブが増収だった。減収は1クラブだけである。
リーグの資料はJ1・J2・J3が別ページに分かれ、昇格したクラブの決算は前年度のJ2のページにある。20クラブ・2年度分を同じ定義で1枚に集め直したのがこの表である(メソドロジー)。
20クラブの2025年度決算と、前年からの変化(単位: 百万円)
| クラブ | 決算期間(2025年度) | 売上高 | スポンサー収入 | 入場料収入 | トップチーム人件費 | 営業利益 | 売上高の前年比 | 営業利益の増減額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 浦和レッズ | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 11,310 | 4,195 | 2,214 | 3,272 | ▲222 | +10.8% | ▲551 |
| 川崎フロンターレ | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 10,069 | 3,765 | 1,469 | 2,868 | 499 | +19.8% | +1,212 |
| ガンバ大阪 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 8,817 | 2,292 | 1,451 | 2,970 | 204 | +22.1% | ▲17 |
| ヴィッセル神戸 | 2025年1月〜2025年12月(12か月) | 8,711 | 3,025 | 1,441 | 3,186 | ▲16 | +8.0% | +132 |
| サンフレッチェ広島 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 8,348 | 2,792 | 2,166 | 2,983 | 435 | +3.9% | ▲138 |
| 鹿島アントラーズ | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 8,173 | 3,324 | 1,458 | 3,014 | ▲128 | +13.5% | ▲204 |
| 横浜F・マリノス | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 7,751 | 2,871 | 1,530 | 2,730 | 287 | +5.7% | +80 |
| FC東京 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 7,210 | 3,223 | 1,439 | 2,497 | 83 | +3.2% | ▲13 |
| FC町田ゼルビア | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 6,914 | 4,581 | 571 | 3,242 | 19 | +20.2% | +12 |
| 名古屋グランパス | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 6,463 | 2,988 | 1,360 | 2,434 | ▲642 | ▲6.0% | ▲691 |
| セレッソ大阪 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 5,720 | 2,758 | 1,164 | 2,344 | 139 | +5.9% | ▲137 |
| 清水エスパルス | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 5,353 | 2,672 | 1,128 | 1,878 | 36 | +7.0% | ▲32 |
| 柏レイソル | 2025年4月〜2026年3月(12か月) | 4,711 | 2,925 | 754 | 2,236 | 478 | +1.1% | +37 |
| 東京ヴェルディ | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 4,510 | 1,331 | 784 | 1,279 | 98 | +22.5% | +38 |
| 京都サンガF.C. | 2025年1月〜2025年12月(12か月) | 4,435 | 2,371 | 891 | 1,726 | 294 | +19.2% | +250 |
| ジェフユナイテッド千葉 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 3,927 | 2,081 | 701 | 1,257 | 116 | +22.8% | +73 |
| アビスパ福岡 | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 3,740 | 1,543 | 647 | 1,533 | 352 | +22.5% | +336 |
| V・ファーレン長崎 | 2025年1月〜2025年12月(12か月) | 3,331 | 1,455 | 1,114 | 2,351 | ▲1,821 | +41.6% | ▲596 |
| ファジアーノ岡山 | 2025年2月〜2025年6月(5か月) | 1,908 | 881 | 350 | 516 | 158 | — | — |
| 水戸ホーリーホック | 2025年2月〜2026年1月(12か月) | 1,642 | 793 | 170 | 506 | 3 | +34.2% | +3 |
クラブ名から各クラブの詳細ページに移動できる。▲は損失。右の2列は2024年度との比較で、収入は率、利益は増減額で示した——損失から利益への変化では率が意味を持たなくなるためである。ファジアーノ岡山の2列が「—」なのは、2024年度が12か月、2025年度が5か月で期間の長さが違うからである。
2年度の在籍カテゴリーは揃っていない。 水戸ホーリーホック・ジェフユナイテッド千葉・V・ファーレン長崎は2年度ともJ2、清水エスパルスとファジアーノ岡山は2024年度がJ2で2025年度がJ1、残る15クラブは2年度ともJ1である。清水エスパルスの+7.0%はJ2からJ1をまたぐ変化で、J1どうしの+7.0%と同じ意味ではない。
この記事の物差し
対象と範囲。2026-27シーズンのJ1に所属する20クラブ(範囲はリーグ公式のクラブ一覧による[3])の、2024年度決算と2025年度決算。数値はリーグの決算一覧2件から取った。前年比と増減額はこの表からの計算で、リーグが公表している値ではない。
各指標の定義。リーグは各項目の定義を、表の項目名と、その下の注記の形で示している。2年度とも、用語を定義する節そのものは資料に無い。この表が並べた指標の定義は、次のとおりである。
| 指標 | 定義 |
|---|---|
| 売上高 | クラブ運営法人単体の売上高。収入の内訳項目の合計 |
| スポンサー収入 | 広告料収入 |
| 入場料収入 | リーグ戦・カップ戦等の入場料収入 |
| トップチーム人件費 | トップチームの選手・監督・コーチ等の人件費。2024年度より移籍関連費用を内数から外出ししており、それ以前の年度と単純比較できない |
| 営業利益 | 売上高 −(売上原価+販管費) |
これらは、リーグの2つの資料(クラブ決算一覧・クラブ経営情報開示資料)の項目名と注記に対応させて Pitchonomics が整理したものであり、リーグが定義として公表した文そのものではない。スポンサー収入の行も例外ではない——この項目について確かめられることは事実②で扱う。以下の各節が数字について言えることは、この定義文ではなく、資料の原文と、表の上でできる計算に置いている。
比較できない点・しない点。決算期間がクラブごとに違う(表の2列目)。リーグ全体が6月決算へ移行している最中で、その途中経過が期間の違いとして出ている。12か月に換算し直すことはせず、期間の長さが揃わない年の前年比は計算していない。5か月の期の比率(売上高に占める各項目の割合)は、表でも本文でも用いる。ただし最も高い・最も低いという扱いはしない——分子と分母が同じ期間なので比率としての内的整合はあるが、人件費のように年間で平準化されない項目では、5か月の比率が12か月の比率と同じ意味を持たないためである。物販収入は代理店委託のクラブがあり総額での比較ができないこと、アカデミー関連収入・費用は別法人へ移管している場合に含まれないことを、資料自身が注記している。
判定しないこと。順位は定義に従って並べた結果であって、経営の巧拙・健全性・将来性の評価ではない。
事実① 規模 — 倍率は「誰を数えるか」で変わる
2025年度の売上高が最も大きいのは浦和レッズの113億1000万円、最も小さいのは水戸ホーリーホックの16億4200万円で、開きは6.9倍になる。
ただしこの倍率は、誰を数えるかで変わる。上の注記のとおり、昇格3クラブの2025年度はJ2の決算であり、ファジアーノ岡山は期間が5か月しかない。この4クラブを外すと、残る16クラブでは最大が113億1000万円(浦和レッズ)、最小が37億4000万円(アビスパ福岡)で、3.0倍になる。この差そのものが物差しの話である。
20クラブ全体に戻ると、2025年度の売上高の合計は1,230億4300万円(うちファジアーノ岡山は5か月ぶん)で、上位5クラブが全体の38.4%を占める。昇格組との距離は、思ったより無い。ジェフユナイテッド千葉の39億2700万円は、J1に居続けているアビスパ福岡の37億4000万円を上回っている。
ここから節の終わりまでは、前の年と比べられる19クラブが母数になる(決算期間の長さが2年度で揃ったクラブ。ファジアーノ岡山は外れる)。この19クラブでは18クラブが増収で、合計は1,083億8000万円から1,211億3500万円へ11.8%増えた。減収は名古屋グランパスの▲6.0%だけである。
事実② 稼ぎ方 — 同じJ1で、売上に占めるスポンサー収入が2.5倍以上違う
この節の数字は、リーグが項目名と注記の形でしか示していない項目に依っている。先に、何が確かで何が確かでないかを分けておく。
確かなこと。 資料には、売上高と並んでスポンサー収入・入場料収入・物販収入・Jリーグ配分金・移籍補償金等収入・アカデミー関連収入・女子チーム関連収入・その他収入の8項目が載っている。この8項目を足すと売上高になる。
ただし、足しても合わないクラブがある。 資料の金額はすべて百万円単位に丸められているので、8項目を足すと丸めの誤差が積み上がり、合計は理論上 ±4百万円まで開きうる。2年度・20クラブぶんを計算すると、ずれは最大で1百万円で、この範囲に収まっていた。資料自身も注記している。
※1 端数処理の影響で合計値が一部一致しないところがある。合計数値は、各クラブの百万円単位の金額を単純に合計したものである。
自分で足して合わなくても、それは誤りではない。仮にスポンサー収入が物販やアカデミーを含んでいれば、内訳の合計は売上高を億円の単位で超えるはずで、丸めの誤差とは桁が違う。したがって、物販収入とアカデミー関連収入がスポンサー収入に含まれていないことは、計算で確かめられる。
確かでないこと。 では「スポンサー収入」が具体的に何を指すのか。資料の注記は、この項目に触れていない。20クラブを同じ表に並べても、そこは埋まらない。物差し節に置いた定義文はこの記事の側で整理したものなので、ここから先の数字の根拠には使わない。
そのうえで数字を見る。この節は20クラブ全体が母数である。2025年度の売上高に占めるスポンサー収入の割合が最も高いのはFC町田ゼルビアの66.3%、次いで柏レイソルの62.1%。最も低いのはガンバ大阪の26.0%、次いで東京ヴェルディの29.5%。同じJ1のクラブで、2.5倍以上違う。26.0%から66.3%の間に20クラブがほぼ切れ目なく並び、線を引いて「型」に分けられる形にはなっていない。だから群には分けず、両端を名指しするに留めた。
金額でも見ておく。FC町田ゼルビアのスポンサー収入は45億8100万円で、2025年度は20クラブで最も大きい。売上規模は9番目である。これは2025年度に1位になった数字で、2024年度の町田は2番目、1位との差は6500万円だった。
入場料収入の割合も幅が出る。最も高いのはV・ファーレン長崎の33.4%、最も低いのはFC町田ゼルビアの8.3%である。
規模の順位も、営業利益の符号も、1クラブずつの決算を見れば分かる。構成の違いは、20クラブを同じ定義で並べないと見えない。
事実③ 結果 — 柏レイソルは2年続けて、売上高に対する営業利益の割合が最も高い。売上規模は13番目
まず各年度の中で数える。2024年度は営業損失が4クラブ、営業利益が15クラブ、営業利益がちょうど0円のクラブが1つ(水戸ホーリーホック)。2025年度は営業損失が5クラブ、営業利益が15クラブである。いずれも20クラブ中の件数である。
2025年度の営業損失は、V・ファーレン長崎の18億2100万円、名古屋グランパスの6億4200万円、浦和レッズの2億2200万円、鹿島アントラーズの1億2800万円、ヴィッセル神戸の1600万円。利益が最も大きいのは川崎フロンターレ、次いで柏レイソル、サンフレッチェ広島である。
次に動きを数える。ここからは、決算期間の長さが揃った19クラブが母数になる。
- 営業損失から営業利益に転じたのが1クラブ。川崎フロンターレで、7億1300万円の営業損失から4億9900万円の営業利益へ、12億1200万円動いた
- 営業利益から営業損失に転じたのが3クラブ。浦和レッズ・鹿島アントラーズ・名古屋グランパス。減少幅が最も大きいのは名古屋グランパスの6億9100万円である
- 2年度とも営業損失が2クラブ。ヴィッセル神戸は損失が縮み、V・ファーレン長崎は5億9600万円広がった
ファジアーノ岡山はこの数に入れていない。2024年度は1億800万円の営業損失、2025年度(5か月)は1億5800万円の営業利益だが、期間の長さが違うため変化として数えられない。
ここからは20クラブに戻る。規模と結果の順位は一致しない。最も売上高が小さい水戸ホーリーホックは、2024年度が営業利益0円、2025年度は300万円の営業利益だった。そして売上高に対する営業利益の割合が最も高いのは、2年度とも柏レイソルである(2024年度9.5%、2025年度10.1%)。柏レイソルの売上規模は2年度とも13番目である。
売上高に占めるトップチーム人件費の割合は(5か月決算のファジアーノ岡山を除く)、2025年度で28.4%から70.6%まで開く。高い側は柏レイソルの47.5%、FC町田ゼルビアの46.9%が続き、最も低いのは東京ヴェルディの28.4%だった。
特徴のあるクラブ
20クラブの中でどこにいるかを、3クラブについて書く。
V・ファーレン長崎。2025年度の営業損失は18億2100万円で、売上高の54.7%にあたる。トップチーム人件費の割合70.6%、入場料収入の割合33.4%は、いずれも20クラブで最も高い。前年からの動きは4つ並べておく——売上高+41.6%(19クラブで最大の伸び)、入場料収入+103.3%、トップチーム人件費+54.8%、営業損失は5億9600万円の拡大。2年度ともJ2で、2026-27シーズンがJ1での1年目にあたる。決算期は12月で、6月決算への移行はまだである。
浦和レッズ。売上高113億1000万円、入場料収入22億1400万円、トップチーム人件費32億7200万円は、いずれも2025年度の20クラブで最大。営業利益は前年から5億5100万円減って、2億2200万円の営業損失になった。
川崎フロンターレ。2025年度の営業利益も、前年からの増減額も20クラブで最大である。一方で、スポンサー収入は前年より6.6%減っている——比べられる19クラブで、減ったのはこの1クラブだけである。決算期を変更した年にあたり、2025年度に2つの期がある。表に載せたのは12か月の期で、続く2か月の期(2026年2月〜3月)は含めていない。
編集部の見立て — この表は、リーグの開示そのものではない
ここから先は編集部の見立てである。仮説として読んでほしい。
この記事が選んだ視点はリーグである。20クラブ分の決算を1つの形式で出しているのはリーグだけで、並べたときに何が揃わないかは、リーグの側からしか直せない。
リーグは決算一覧を毎年公表しているが、そこにあるのは各クラブの決算であって、20クラブを並べた結果ではない。並べる作業は、資料の外に残されている。この記事は表を1枚作るまでに、資料に書かれていないことを決めている。
- どのクラブを対象にするか。決算一覧はページがJ1・J2・J3に分かれ、昇格したクラブの前年度は別のページにある
- 前年と比べてよい行はどれか。決算期間の長さが揃わない年は比べないと決めた
- 在籍カテゴリーが変わった行をどう読むか。J2からJ1をまたぐ増収率は、J1どうしのそれと同じ意味を持たない
- 各項目が何を指すか。リーグの示し方は項目名と注記であり、用語を定義する節は資料に無い。定義文はこの記事が置いた
- 内訳を足して合わないとき、どこまでを丸めとみなすか。開きうる幅を計算し、実測がその内側にあることを確かめた
どれも読者が自分で決め直せる。決め直せば表の見え方は変わる。だから並べ方を先に書いた。
そして同じ判断は、この資料を読む人の数だけ別々に行われる。同じ決算一覧から別の表が作られ、対象も母数も定義も揃わない。揃っていないことは、読み比べても分からない——どの表も、単独で見るかぎり成立しているからである。
提言 — リーグへ。項目の定義を、注記とは別に1箇所へ置いてほしい
提言の宛先は、クラブでも読者でもなく、決算一覧を出しているリーグである。
求めるのは1点だけである。決算一覧に、項目の定義を並べた欄を足してほしい。新しいデータは要らない。項目名は既に表にあり、注記が触れている範囲も既に資料に書かれている。足すのは、項目ごとに1行である。
要る理由は、この記事が実際にその作業をしたからである。物差し節に置いた定義文は、資料の項目名と注記に対応させてこの記事の側で整理したもので、リーグが公表した文ではない。同じ作業を、この資料を読む人がそれぞれ別に行うことになる。そして別々に行った結果が揃っているかどうかを、確かめる場所が無い。
置き場所は決算一覧そのものがよい。別の資料の側にあっても、数字を読む人が開いているのは決算一覧のページである。
この提言への反論
反論はある。会計処理はクラブごとに監査を受けており、リーグが横並びの定義を書けば、実際の処理と食い違うクラブが出る、という反論である。項目名と注記に留めているのは、その食い違いを避けるためだと読むこともできる。定義に類するものは注記の形で既に出ているのだから、欄を立てるのは過剰だ、という反論も立つ。
自分の側にある不利な事実も置いておく。この記事は、リーグに求めていることを自分で先にやっている。読者から見れば、定義はもう手元にある。提言が求めているのは、その1行がどこに置かれるかであって、1行が存在するかどうかではない。
そのうえ、この記事は、資料の注記が触れていない項目についてまで、定義の行を置いている。この記事が最も長く扱った項目——スポンサー収入——の行が、それである。提言は、注記が触れている範囲は既に資料に書かれていることを理由の一つにしていた。この行はその範囲の外にあり、同じことをリーグに求めるなら、資料にあるものを並べ替えるだけでは済まない。
シーズンと決算期が、はじめて対応する
決算期間の列が揃っていないのは、リーグ全体が6月決算へ移行している途中だからである。リーグの経営情報開示資料[4]によれば、2026年10月に6月決算の51クラブが開示され、2027年以降は全クラブの情報が毎年10月に開示される予定になっている。
秋春制でシーズンの暦が動いたことは知られているが、決算の暦も動いている。これまでシーズンは2月から12月、決算は2月から翌年1月で、両者はずれていた。決算期が6月に揃うと、シーズンと決算期がはじめて対応する。「このシーズンのクラブ経営はどうだったのか」を数字で見られるようになるのは、そこからである。
ここに並んだ2年度は、まだ揃っていない側の記録になる。
来年、同じ形で並ぶとは限らない
各クラブの詳細は表のクラブ名から辿れる。数値はデータページでも確認できる。
この記事は定点である。毎年、同じクラブを同じ定義で並べ直す。対象はこの表の5指標だけではなく、各クラブの記事が扱う開示項目も含む。更新を約束するのはこの1段落で、各クラブの記事は個別に約束しない——どの記事も、この約束の下にある。ただし、来年も同じ形で並ぶとは限らない。同じ資料は2026年について「シーズン移行期にあたり各クラブの決算期間が異なることから、決算一覧の公表に留めることとする」としている。同じ形で並べられない年は、並べられない理由とともに、そのことを書く。並べ方が変わった年も、何がどう変わったのかをこの表と見比べて確かめられる状態にしておく。約束するのはその一点である。
クラブ別の記事
- [1]公益社団法人日本プロサッカーリーグ「2025年度 クラブ決算一覧」 · 2026-07-24 · 2026-08-04確認 リンク アーカイブ
- [2]公益社団法人日本プロサッカーリーグ「2024年度 クラブ決算一覧」 · 2025-07-29 · 2026-08-06確認 リンク アーカイブ
- [3]DB外Jリーグ「【公式】J1リーグのクラブ一覧」(対象20クラブの範囲) · 2026-08-05確認 リンク
- [4]DB外Jリーグ「2025年度 クラブ経営情報開示資料」(club_doc-2025.pdf・2026-05-26/7-24 更新。決算期の移行に関する記述の出典) · 2026-08-05確認 リンク
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