メソドロジー
Pitchonomicsの記事とデータがどのように作られているかを説明します。
何を集めているか
Jリーグクラブのスポンサーシップ契約(どの企業が、どのクラブの、どの枠を、いつからいつまで)と、クラブの経営情報を、公開情報から収集し、構造化データベースとして蓄積しています。記事に登場する契約や企業の事実は、すべてこのデータベースの記録に基づいており、各記録には出典と確認日が付いています。
出典の格付け
すべての記録に出典を付け、次の3段階で格付けしています。
- A(当事者公式): クラブまたは企業の公式発表・公式サイト
- B(リーグ・大手報道): リーグの公式情報、大手報道機関の記事
- C(その他): まとめサイト等の二次情報、ユニフォームの目視確認など
Cのみを根拠とする記録は、確定情報として公開しません。実際、二次情報にはスポンサーの表記と契約主体の法人が食い違う例(ブランド名と契約法人の混同など)が存在します。目視確認は、契約の存在の根拠としてではなく、掲出位置の特定材料としてのみ使います。
確度(confidence)の表示
記録には確度を付けています。confirmedは当事者の公式発表で確認できた事実、probableは大手報道等に基づく情報で、当事者の公式確認が取れていないものです。データページや記事のバッジはこの区別をそのまま表示しています。probableの記録は、後から一次情報が確認でき次第confirmedに更新されます。
時点(as_of)の考え方
契約は始まり、変わり、終わります。当データベースは記録を上書きせず履歴として保持しているため、「あるシーズン時点で誰がスポンサーだったか」を過去に遡って再現できます。データページのシーズン切り替えはこの仕組みに基づいています。
カバレッジの限界について
クラブによって情報公開の粒度は大きく異なります。掲出位置別のスポンサー告知を出すクラブがある一方、公表していないクラブもあり、後者については「出典を確保できていない」ことをそのまま記録しています。存在するはずの契約を推測で埋めることはしません。データに欠けがある場合、その欠け自体が「情報公開の現状」を示す観測結果だと考えています。
出典の保全
出典として参照したWebページは、原則としてインターネットアーカイブへの保存を依頼し、アーカイブURLをあわせて記録しています。公式ページは数ヶ月で削除・移転されることが実際にあり、後から検証できる状態を保つためです。
訂正の方針
記録や記事に誤りが見つかった場合、値を黙って書き換えるのではなく、訂正の履歴を残した上で修正します。契約そのものの変化(更新・解約など)と、当方の記録の誤りの訂正は、履歴上も区別して管理しています。
お問い合わせ
データや記事の誤りにお気づきの場合は、運営者情報に記載の窓口までご連絡ください。一次情報のご提示をいただける場合、確認のうえ記録に反映します。
制定日: 2026年8月3日